【第43号】4. 久しぶりの旅行記(搭乗記)

 編集部から「何かひとつ記事を書いてください」と言われまして、特に内容の指定はなかったので、久しぶりに旅行記を書きます。と言っても、飛行機に乗ったくだりばかりの話です。

 

 

 

久しぶりにスカイマークさんにお世話になりました

 関西方面に用事がありまして、最初の目的地は兵庫県。いつもならJALの便で伊丹空港に行って、モノレールと阪急を乗り継いで十三回りで西を目指す(もしくは空港からバスで伊丹までとか。どっちにしろ阪急利用)ところですが、比較的早めにスケジュールを固め、まだ安いチケットがたくさん出ている時期でしたので、たまにはと思い、JAL以外の便を利用しました。

 

 そんなわけで、約1年ぶりかな、に乗るスカイマークさん。

 出発は勝手知った羽田空港第1ターミナルで、JAL便に乗るときと大して気分が変わりません。

 

 

 違うのは搭乗券。自動チェックイン機で手続きを済ませると、ピカチュウが出てきます。かわいい(でもヒトカゲ派です)。

 朝は出発便が多い時間帯ですが、早めに空港に着いたので、保安検査場の通過もスムーズ。楽々ゲートまで辿り着けました。

 

 個人的には、世間の主力であるB787とかA350とか、新しくて快適だし、席数が多いから完全に満席でどうしようもないってことも少ないし、いいんですが、混雑する時期は降りるのが大変で。ぼくみたいに普通席の後ろの方に静かに座っているタイプだと、目的地に着いてから、飛行機を脱出するまでにけっこう時間がかかるんですよね。

 その点、スカイマークさんのB737はちょうどいいサイズ。搭乗ゲート付近も混み合わず、座って待てる余裕があります。たまに普段乗らない航空会社を利用すると、いいところに気付けるものですね。

 

 さて、この日は残念ながら満席というわけではありませんでした。予定より少し早めに搭乗開始。あっという間に全員が着席し、これまた朝には珍しく、待つことなく駐機場を離れました。

 

 

 

座席選びを間違える

 さて、早めに航空券を買ったので、座席の選択肢はかなり広く、張り切って前方窓側にしてみました。進む方向に対して右側です。

 

 

 羽田を出たら一気に高度を上げ、都会を見下ろしながら西へ。

 道中は天気も良く、静岡県沖から紀伊半島を横断して関西に入るルートだと、こりゃ富士山も見えますな、と思っていたら、予想を外して中山道ルート(という言い方はありませんが)。富士山は機体左側に来るのでした。

 景色は寒そうな日本アルプス。まぁ、これはこれで。

 

 

 父方の実家が富山にありまして、冬に行くと立山を見ることができるので、こういう風景も嫌いじゃないです。

 サービスでピカチュウが描かれたキットカットを頂きまして、ちょうど小腹が減っていたのでもぐもぐ。

 

 

 

神戸に早着

 関西というのは案外近いもので、外を見ている間にうとうとし始めたら、もう到着。愛知県か岐阜県あたりから全く記憶になく、着陸時の衝撃で目が覚めました。ちなみに、ヨーロッパに行くときは離陸前から寝始めて、気がつくとウラル山脈を過ぎているくらいには、エコノミークラスの座席でもよく眠れるタイプです。

 

 

 隣にはピカチュウさん。いいなぁ、そっち乗ってみたかった。

 神戸空港はコンパクトな作りで、ポートライナー乗り場までもあっという間。何より、さすがスカイマークさん、到着して降機した時点で、スケジュール上の予定到着時刻の5分前でした。手際よく出発し、混雑していない空港に降り、ストレスなく移動できたのに、大変満足しております。

 

 電車で三宮まで移動。こちらでの予定は午後からだったので、とりあえずステーキ食べました。

 

 

 牛肉はいいですね。このあとも予定が多かったので、泣く泣くお酒は自粛しましたが、飲みたかったです。

 

 

 さすがは定時運航率5年連続第1位のスカイマークさん、快適でいい旅でした。

 というわけで、たまには自分のところ以外の会社にも乗ってみるものだな、と感じた次第です。またどこか違う会社に乗ったら、何か書いてみたいと思います。

 

 

 

 余談。翌日の帰りはJAL便。生憎天候が崩れ、前線が東海地方に差し掛かっていて、かなり不安定な天気。

 伊丹を出た便は、いつものルートを通らず、名古屋上空あたりから北方向に進んで長野県へ。東に進路を変え福島県に入り、転進して一気に南下。房総沖から羽田に到着しました。よくよく、普段乗り慣れない場所ばかり通る旅でありました。

 

 

 それではまた。

 

この記事を書いた人:

関本(編集長)

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