【第4号】2. OFCの仕事紹介 #3~高校での検定実施

OFCの仕事風景をご紹介するこのコーナー、今回はオフィスを飛び出して、前回の大学編に続き、高校を訪問し、講座と検定を実施しました。新型コロナウイルスの感染拡大防止策を徹底しつつ、高校生の皆様と有意義な時間を共有してまいりましたので、その様子をお届けします。

大学講義の記事はこちら

OFCが高校で講座・検定って何をしているの?

私達が訪問したクラーク記念国際高等学校は、「夢・挑戦・達成」をモットーに、一人ひとりが興味のあることを学べる多彩なコースや授業を充実させている高校です。その中で、今回、伺った千葉キャンパスは、日頃なかなか経験できない講座を授業の枠を越えて受講することで将来に向けての視野を広げ、さらには集中的に資格検定取得に取り組み、合格することで生徒様のやる気や自信につなげることをコンセプトに、年に1回程度、各種講座・検定を実施されているそうです。

そこで昨年(2019年)、OFCの『航空トラベル検定』を高校生向けに対策講座と併せて実施してもらえないかと先生からご相談がありスタートしたものが、おかげさまでご好評を得て、今年もお招きいただきました。
とは言え、OFCの『航空トラベル検定』は業界にいらっしゃる方でも日頃のご自身のレベルを把握できるよう取り組み甲斐のあるもので、難易度が高く設定されていますので、昨年に引き続き、高校生向けにジュニア版としてアレンジした講義・検定を実施してまいりました。

そもそも『航空トラベル検定』って、ご存知ですか?

「旅好きを極めてみたい」をコンセプトに、海外旅行を計画する際に欠かせない地理(国、都市、空港)や航空会社などの知識を幅広く問う問題を検定として実施しています。様々な国を訪れる旅行好きの方の腕試しはもちろん、カウンターでお客様のお問い合わせに接したり、ツアー造成に携わったりする旅行会社の社員の業務知識の確認にもご使用いただけます。
そのような内容から、まずは航空・旅行業界のことを知り、身近に感じてもらえるよう、しかも、ごく一般の高校生(対象:1年生~3年生)にはとても難解そうな内容を、少々平易にジュニア版としてアレンジし、「航空・旅行業界って、こんな知識が必要なんだ!」といったものから「パイロット・キャビンアテンダント・旅行会社のカウンタ―スタッフ・ツアーコンダクターの他にも様々な仕事があるんだ!!」という内容も組み込みながら、講義を行いました。

実際の講義風景

まずは、講義風景から・・・
⇒ まじめに取り組んでくださってます。

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IATAなどで定義された都市コード、空港コード、通貨コード、国コードなど基本的なコードと各名称との組み合わせ、さらにはそれらに関する地点や業界の基本用語などの数々・・・、これは業界の中では日頃使用する中で覚えていくものですよね。それらを平易に解説したり、業界あるあるを交えてお話ししました。

そして、ちょっとした実演も・・・
ランプ実演①<左折>
ランプ実演②<直進>
ランプ実演③<徐行>
⇒ わくわくを共有していただきました。

航空業界の仕事のひとつであるグランドハンドリング業務(ランプ業務)と言えば、マーシャリングも思い浮かびますよね。その航空機誘導サインなども手作りのバドルを作成し、ご紹介してまいりました。

最後に、このコロナ禍で航空・旅行業界は大変な状況が続いておりますが、今回の講座・検定の取り組みが、未来を担う高校生に少しでも航空・旅行業界に興味をもっていただくきっかけとなる活動になれば嬉しく思います。

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