【第6号】1. OFCの運賃規則はデータでもご提供できます

前回、Amadeus Selling Platform Connect上でご利用いただける「FR Navi」をご紹介しました。

前回の記事はこちら

OFCの日本語運賃規則と言うと、製本されたあの電話帳のような書籍の形でご存知の方も多いと思いますが、オンラインでご覧いただくためのデータとしても作られています。

データならではの利便性

恐らく、皆様に最も馴染みがあるのは、これまで長くAXESS CREA ADVANCE上で稼働していたFRなびと、主にOFCタリフを年間購読された方にご提供しているWEBタリフでしょう。書籍は3か月に一度の発行で、どうしても最新の情報は変わっていってしまいますが、データであれば都度新しいものに差し替わっていきますので、新たに発表された運賃や、定番の運賃の規則が突然変わった際などにも対応でき、ご好評いただいております。

実はこのOFCの運賃規則情報、OFC自身が運営するWEBタリフと、GDSでの閲覧だけではなく、旅行会社側のシステムでもご活用いただくことができるのはご存知でしょうか。
たとえば、航空券販売時、こんなお悩みはありませんか?

お客様がオンラインで予約される際、変更や払い戻しの条件に関する電話やメールが多く、迅速な対応を迫られる場面がある。
お問い合わせ対応する担当者が、GDSのFare Noteの内容を日本語訳してお客様に正確に伝えるのに苦労している。
予約確認書や請求書に記載する規則の内容を確認し、入力するのに手間取っている。

データがあれば業務が変わります

GDSの規則は相当の経験を積んでいないと理解しにくく、まして、それをその場でお客様にご説明するというのは大変なこと。それが最初から日本語で書かれていたら、対応は相当速くなるでしょう。

また、比較的低額な航空券には変更・払い戻し一切不可のものも少なくありませんが、一般のお客さまには「出発までまだ何か月もあるのに、キャンセルしたら1円も返ってこないとは何事か」とご理解いただきにくいところでもあり、JATA等の集計でも、しばしばトラブルの原因になっていると耳にしています。お客様が旅行会社のウェブサイトで航空券を検索された時点で、「この航空券は、旅行を中止したときにお金が返ってくるのか?」を日本語で確認できると、安心してご購入いただくことができます。
旅行会社の立場でも、既に条件はお客様に伝わっており、予約確認書にいちいち細かく書かなくていいわけですから、業務負担も軽減されます。

在宅勤務も浸透し、皆様毎日オフィスで一緒に仕事する、というスタイルから変わっているのではないかと思います。離れているわけですから、OFCタリフの書籍をみんなで共有して見るのは難しいですし、GDSを見て「規則のここがわからないな」と思ったときに、気軽に聞けるベテラン社員の方がすぐ近くにいるとも限りません。
ニューノーマルの時代、OFCの日本語規則がデータであれば、きっと業務効率の改善に繋がります。

データの受け取り方は?

書籍は年4回、宅配でのお届けが原則ですが、データは毎日のように新設・変更・廃止があり変動しますので、都度お送りするようになります。
データ形式や通信方法などの詳細は、お客様のシステム設定に合わせて何パターンかあります。ご興味あれば、お問い合わせください。

上で「都度お送りする」と書きましたが、現在契約のある多くの旅行会社に対しては毎日1回、決まった時間にデータをまとめてお送りしています。これを受け取った側のシステム内で運用していただくイメージです。ただし、APIで必要な運賃の規則だけ聞きに来ていただくサービスもご用意しております。こちらも詳細はお問い合わせください。

なお、ご提供しているデータは、書籍と同様の「日本発の公示運賃」を基本としています。それ以外の運賃については、対応できるものとできないものがありますので、ご相談いただければ幸いです。

データって本当に必要なの?

もし英語でGDSのFare Noteを理解できるという方が揃っているのであれば、日本語規則は必要ないかもしれません。しかし、若手の方があの難解な規則に慣れるのには時間がかかりますし、データがあればこその利点が多いのも事実。たとえば、

種類が増え、規則も複雑化している公示運賃の全貌を把握するのは難しく、最初から日本語で規則を見られると楽になる。
GDS以外にNDCなど新たな流通チャネルが現れ、業務が更に複雑化する中、日本語規則を活用してお問い合わせ対応の手間を軽減させられる。
最新の情報に更新されるので、書籍とGDSを見比べるのに比べて差異が発生する可能性が低くなり、確認の手間が減る。
ニューノーマルの働き方の中で、「日本語規則に頼りたい」と感じる場面を、OFCのデータを活用することで解決できる。

GDSのサービスに付随する日本語規則情報や、日本語に変換しやすい構造になっているデータも各社から提供されていて、それらをご使用いただくと、運賃検索から予約までをひとつのサービスまたはアプリケーション上で完結できるので、便利でしょう。しかし、特定のGDSに依存した日本語表示になり、複数のGDSを使い分けている旅行会社では「このGDSでは日本語が出るけど、こっちでは英語しか出せない」など、運用面の難しさを抱えているという話も聞いています。OFCのデータはGDSから独立しているため、旅行会社側の設定(と、OFCとの契約内容)により、自由に表示箇所を設定していただくことができます。

気になる値段は?

OFCの日本語運賃規則データ使用料は、使用される範囲(システム規模や検索数)により、個別に見積もりいたします。
システムへの組み込みに関しては、旅行会社側の改修など費用のかかる部分もありますので、なるべく多くの方にご使用いただけるよう柔軟に対応していきたいと考えています。

まだまだ厳しい時期が続くことが予想されますが、将来の業務改善とお客様の利便性向上のため、ぜひOFCのデータ利用をご検討ください。

 日本語運賃規則データに関するお問い合わせは、営業部販売企画セクション(担当:関本、長谷川)までお願いいたします。
TEL 03-3456-7364(土日祝日休業)
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