【第12号】1. 社員紹介 #6~タリフセクション 野田

編集長の関本です。今回はOFCで一番の大所帯、タリフセクションから野田課長の社員紹介です。
OFCには課長が3人います(前回ご紹介した要田も)が、その中でも最も多くの社員を抱える部署をまとめているのが野田さん。どんな仕事をしているのか。の前に、どんな人なのか、からいろいろ聞いてきました。

なお、このインタビューは2021年2月19日にZoomで行いました。当日はふたりとも自宅で勤務中。いつもとは違う、寛いだ雰囲気を感じながらお楽しみください。

前回までの記事はこちら

埼玉の話

――なんか背景がいつもと違いますね。

野田  そう、模様替えしたんですよ。テーブルの向きが変わりました。

――ということは、部屋は同じだから、犬はやっぱり入ってくる?
※ テレビ会議中に愛犬の鳴き声が割り込んでくるのは、野田家の定番です。

野田  入ってきますよ。けっこううるさいかな。この前、外部の人がいるテレビ会議でも入ってきて、ぐいぐい押してみたんだけど、顔がちょっと映っちゃってた。
この子は今3歳半の元保護犬です。柴犬とチワワのハーフで、顔は洋風のチワワなんだけど、体は柴で大きいんですよね。ペットショップと違って、保護犬は病気とか全部わかって飼うから、そこもいいと思ってます。
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野田家の愛犬

――犬を飼える家いいなぁ。ご自宅は埼玉でしたっけ?

野田  そうです、埼玉。ずっと埼玉。

――『翔んで埼玉』のイメージしかないんですが。

野田  大宮あたりの、埼京線とか京浜東北線沿線が目立ってるけど、西武線も目立ってほしいなって思ってます。そっちなので。

――なんか西武線に乗ると遠いっていう気が。

野田  うーん、観光で行くかって言うと、中途半端な距離なんですよね。所沢あたりはあんまり何もなくて、角川のあの建物くらい。

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あの建物

――あ、図書館。あとは西武球場とか?

野田  西武ドームですね。近いです。ただ、地元の人でも車で行くところかな。電車だとちょっと不便かも。

――ずっと所沢の方ですか?

野田  そう。主人もこっちの人で、実家が近いとおばあちゃんにこどもを見てもらうこともできるし、離れる必要もなく。

OFCの昔と今

――なるほど。OFCに入って何年目でしたっけ?

野田  もうすぐ16年目に入ります。課長になってからは5年ほどですね。私より前からいる人は3人くらいかな。

――そんなもんですか。社長もたくさん変わっちゃってますね。
※ OFCの社長はJALからの出向で、数年ごとに交代する慣例です。

野田  長かった社長もいたけど、総務部長で来て、社長兼総務部長になった人だったからかな。そんな歴史を知っている人も数少なくなりました。

――その頃と比べて、タリフセクションの雰囲気ってどうですか? 変わりました?

野田  入社時から比べると、人数が倍になりましたね。当時はエリアごとに担当が分かれてました。

――航空会社じゃなく?
※ 現在、航空会社の申請代行や運賃規則データ作成を担当するタリフセクションは、航空会社ごとに担当が分かれています。

野田  そうなんです。私は最初、TC1を担当していました。エリアごとにふたりで、6人でやってた。

――TC3がふたりって、中国も東南アジアもオーストラリアも全部だと大変じゃないですか?

野田  でも、当時は運賃もあんまり多くなかったし。当時は6人で、ひとつの島だけで収まってましたね。
※ 現在、タリフセクションは3チームに分かれていて、それぞれ島になっています。

――当時から今の事務所ですよね。人が増えても、事務所は変わらず。

野田  あ、でも、当時は営業部(注:現在の販売管理セクション)の人数が多かった。書籍もたくさん売ってたから、あっちが多くて、タリフが少なかった。それが、タリフがだんだん増えてきた。あとは総務も少し減ったかな。その分、タリフセクションが増えてきたんです。

――当時から社長室は、あの奥のところにあったんですか?
※ OFCの社長室は、ほかからは見えない奥まった場所にあります。

野田  そこは変わらない。あとは会議室、配送室も同じ。社内にサーバールームもあって、扇風機を回していました。

――温度上げちゃいけないですからね。そう考えると、人も事務所も今の形に落ち着いたのは、わりと最近なんですね。

野田  そうですね。それ以降、タリフセクションも人が入れ替わってはいますね。

タリフセクションについて

――やめる人もいるし、新しく入ってくる人もいるし、最近、セクション運営で気をつけてることとかあります?

野田  入社したときは、先輩社員と後輩の間に線があったと言うか、先輩がしっかりしてるから、後輩がおとなしくなっちゃうところがあった気がするんですが、だんだん人数が増えてくるにつれて、仲良くなってきたと思うんですよね。今はまたチームのリーダーと下の人の間で、また少し距離ができちゃったかな、っていう気もしてて。ただ、何か頼むと嫌な顔しないでやってくれるし、人間関係がすごくいいから、それを維持していこうと心掛けてます。
質問しやすい雰囲気を作るのも大事だな。幼稚園とか保育園で働いてた頃は、先輩に何か聞くのってすごく緊張して、そういうのは嫌だな、と思っていて。仲良く話せる環境がいいなって。

――そうですね。リーダーがちゃんとしてると、いいこともあるけど、若い人からすると距離を感じることもあるか。

野田  リーダーはしっかりしてて、お手本的な感じで見られているなら、それはそれでいいと思うんですけど。

――そう言えば、ぼくが入社する前、面接とかで何回か会社に来たことがあったんですけど、平日の夕方なわけですよ。そうすると、タリフセクションは申請の仕事がもう終わってる時間じゃないですか。みんな喋ってて、お茶飲むのが仕事なのかと思ってました。

野田  申請が終わると一段落なので、あとは自分のペースで仕事って感じになるのかな。みんな心根が優しいっていうのは共通してて、よく池田さん(注:2代前の社長)が「悪人はいない」って言ってましたね。そこはOFCのいいところだと思う。

日常の話

――運賃申請だけじゃなくて、新しい業務が増えていくと、仕事の流れも変わっていくと思うんですけど、それでみんなの仲が悪くなるわけでもないし、いい環境は維持できてる感じしますね。
ところで、さっき幼稚園の話が出ましたけど、OFCに入る前は、どういう仕事をされていたんですか?

野田  最初は幼稚園教諭と保育士の仕事をして、そのあと旅行会社で働いて、出産後にOFCに入りました。

――ずっと所沢周辺で?

野田  幼稚園と保育所は朝が早いから、そうですね。特に保育所は早番だと朝6時には出てなきゃいけないし。

――そっか。そうすると、今が一番通勤時間が長いですか?

野田  うーん、お台場とどっちが遠いかな。山手線の本数が多いから、今の方がちょっと短いかも。JALパックで働いてた頃は、重いおなかを抱えて毎日地下の深いところ(注:りんかい線の東京テレポート駅)から、会社に行ってました。

――あー、それはなかなか大変ですね。今も昔も通勤時間は片道1時間半くらい?

野田  家から会社まででそのくらいですね。意外と遠いかもしれない。

――距離で言うともっと遠い人もいますよね。

野田  平塚とか、直線距離だとあるけど、電車のスピードが違う。OFCで一番遠い人は小田原ですね。新幹線通勤。

――あー、一回乗り過ごして名古屋まで行ってしまったという噂の。

野田  それは実話です。

――ほんとなんですか、あの話。野田さんは乗り過ごさない?

野田  西武線は飯能とか秩父まで行っちゃうけど、それはないですね。OFCだとそんなに極端に夜遅くなることもないし、疲れて乗り過ごすこともない。働きやすい環境だと思います。

――秩父って夜祭くらいしか知らないな。所沢からけっこうあるんでしたっけ?

野田  意外と遠いんですよ。遠足で行くところですね、秩父は。夜祭はみんなコートを着て参加しているという、不思議な感じです。

――お出かけは大抵、車ですか? 週末は家族で車に乗って出かけるみたいな。

野田  そうですね、車文化。でも、娘が中学3年で来週受験なので、最近どこかに行ったというのはないかな。
最近は全然ないけど、お墓が群馬の沼田にあるので、夏にお墓参りに行きました。
※ その後、お嬢さんは無事に第1志望に合格したそうです。

アリカンテと沼田と所沢

――沼田ですか。またイメージが湧かないですね。

野田  沼田と言えば焼きまんじゅうですよ。あの味噌がおいしいですね。群馬と言えばこんにゃくって言う人は、ちょっと違いますね。
沼田は車じゃなきゃ行けないかな。電車だと新幹線で上毛高原駅に行って、そこから遠い。車で田園プラザという道の駅に行くのがおすすめです。

――前に、今まで行った中で好きだったのはイギリスって言ってましたっけ?

野田  そうね、イギリスと、あとスペインのアリカンテですね。

――アリカンテか。スペインのあの辺の中で、敢えてアリカンテなんですね。「アリカンテに行こう!」と思ってスペインに向かう人はあんまりいない気がします。
アリカンテのどこがいいんですか?

野田  のんびりしてるのよ。海沿いで、私が行ったときはシエスタがあって、お昼になると家に帰ってみんなでごはんを食べるんです。ともだちが住んでいて、それで行ったんですけど、毎日そんな感じ。
あとは人もいいですね。時間がすごいゆっくり進む感じ。ちなみに、沼田の田園プラザに行くと、やっぱり時間がゆっくり進みます。
それと、デザインとかのセンスがね、私の好みと合ってるのもあるかな。

――沼田とアリカンテは違うけど、雰囲気はなんとなくわかります。スペインのゆるさっていうのは、イタリアとかギリシャとは違う?

野田  そこは違うんですよ。うまく言えないけど。

――冬に行っても寒くないんですか?

野田  寒くない。でも、私が行ったときは珍しく雪が降って。
そう言えば今年は、日本は全然降らないですね。田園プラザのあたりはたくさん降ったらしいけど。

――うーん、所沢あたりも降ってませんか? 所沢って、どんなところなんでしたっけ。

野田  降ってない。所沢はね、航空発祥の地ですね。自衛隊とか近くにあって、よく飛行機が飛んでますね。基地があるのが当たり前で育ってきました。

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所沢航空記念公園

――ほかにこう、所沢の名物と言えば?

野田  焼きだんご! 醤油味の。

――醤油なのに、みたらしじゃなくて焼くんですか? 若干焦げやすいやつ?

野田  そうそう。あとは里芋と狭山茶ですかね。一番取れるのは隣の入間市ですけど、所沢あたりも多いみたい。お茶摘み体験できるところもあります。

――お茶摘みって、実際に見たことないなぁ。飲むときは、もう「おーいお茶」になってますからね。

野田  確かに。
お茶って、紅茶とかも全部同じ葉っぱからなんですよね。
今はもう江戸時代みたいに屈んで摘んでるわけじゃなくて、機械でやってるから、イメージと違うかもしれないけど。お茶摘み体験なら、今でも手作業です。

――里芋は、収穫時期になると芋堀体験とかするんですか?

野田  幼稚園の先生やってたときは、普通の芋堀はありましたね、里芋はなかったけど。
でも、里芋は地味ですね。所沢って言うと、一番有名なのは、やっぱりお茶。

――お茶いいですね。行ってみたいです。
では、長くなったので、そろそろこの辺で。何喋ったのか、まとまりないような。

野田  仕事の話はあんまりしてないかも。でも、仕事の話をすると、綺麗事になっちゃうからなぁ。誰の話でも、同じ感じの内容。
なので今回は、違うことを喋ってみました。まとめると、田園プラザはいいです。そこは言っておきます。

――沼田ですね。そこは省略せずに書いておきます。ありがとうございました。

野田  ありがとうございました。

~編集後記~

 80分くらい話していまして、あまりに長くなるので泣く泣くカットした部分も多いインタビューでした。
埼玉以外の首都圏にお住まいの方は、なかなか埼玉に遊びに行くという機会はないかもしれませんが、ぜひ一度所沢へ。

 仕事以外の話も多くなりましたが、OFC社員がどんな雰囲気なのか、少しでも知っていただければと思います。

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