【第18号】5. 社員旅行記のコーナー~3世代で行くパラオ5日間の旅編

  

大好きなハワイ行のツアーを探していたところ「チャーター直行便で行くパラオ格安ツアー」を見つけたので、泳ぐことが大好きな主人の両親も誘って一緒に行ってきました。

日焼けが嫌なので海は日陰でのんびり、たまに波打ち際でポチャポチャくらいが理想だったけれど、家族の強い要望により、ほぼ毎日マリン系のオプショナルツアーを申し込むことに・・・

なんだかちょっと思っていたのと違いますけど?と若干もやもやしながら出発当日を迎えました。

 

 

1日目 飛行機に乗り遅れるー!

10:00成田発の便なので、8:00に成田のカウンター前で両親と待ち合わせ。

両親はN’EXで、私たちは車で向かうことにしたのですが、8:00までに到着できるように家を出たつもりが、ナビをセットしたらまさかの到着予定時刻9:30・・・。

その瞬間、主人と二人、顔面蒼白。 

それでも一分でも早く着くように急いで出発。でも平日の通勤時間帯と重なり途中大渋滞・・・

今回はチャーター機なので代わりの便はないし、最悪、電車で向かっている両親二人で行ってきてもらうことも考えながら、隣の席で事の重大さに気づいていないテンション上がりまくりの娘(5歳)に若干イラつきつつ、Google MAPで最短距離を調べまくって、通ったことのない道を使って、ここ、車通れるの?という細道を抜けて、かなり飛ばして何とかギリギリ間に合いました・・・

両親とは途中で何度も電話をしましたが、心配をかけたくなかったので、間に合わないかもしれないということは一切伝えませんでした。 空港についてじぃじとばぁばのもとへ走って向かった娘と楽しそうに話している両親は、実は冷や汗をかいてへとへとになりながら集合場所に向かっていた私たちのことは知る由もなく・・・

なんとか無事に出国

パラオへのチャーターは4時間45分。ハワイほど遠くないし、国内線を少し長く乗る感覚で行けるのはとても魅力的です。

パラオに到着後は送迎バスでホテルに向かい、チェックイン。

Palau Royal Resort

レンタカーを予約していたので、すぐにレンタカーで街の中心部コロールへ。

中心部といってもお店がありそうなエリアはたったの数百メートル。

一番商品があるといわれているWCTCショッピングセンターへ!

食品売り場が1階にあり、ハワイと同じように日本の調味料やお菓子なども売られています。

2階は日用雑貨。その中に小さなお土産屋さんコーナーがありました。

その日の夜は社内のY田さんから事前に教えてもらった「居酒屋モグモグ」へ。

マングローブ蟹というパラオで有名な蟹をいただきました。味はどちらかというと渡り蟹みたいな感じでしょうか。店内は日本人観光客でとても賑わっていました。

初めてのパラオ料理を堪能しました。

2日目 Rock Island BBQ & Snorkel Tour

パラオでは無人島への上陸やシュノーケルなどをする際に、コロール州政府が発行する許可書の携行が義務付けられています。

10日有効の「ロックアイランド許可書」を購入して、ツアーに参加しました。

マッシュルームのような形のロックアイランド群を船で駆け抜けて、シュノーケルポイントを何カ所か行き、シュノーケルを堪能しました。

ところが、シュノーケルポイント3ヵ所目あたりで、実は私、シュノーケルがあまり好きではないことに気づく・・・

きれいな海で泳ぐのは好き。でも、魚が泳いでいるのを遠くで見るのはいいけど、間近で見るのは苦手。

そして魚の群れから離れても離れても、何故か嫌がっている私に魚が群がってくるので、最後は泣きそうになりながら娘が乗っているビート版?に逃げることにしました。どうして私に魚たちが群がるのか、理由を後で知りました。(答えは最後に・・)

(娘はまだシュノーケルがうまくできないので、ビート版の上から「箱めがね」という、底が透明のプラスチックでできているバケツのようなものを日本で購入して持って行き、それを使って海の中を覗いていました)

でも海中から出てしまうと、紫外線は日本の6-7倍といわれているパラオの灼熱の太陽に当たり続けることになり、海水で日焼け止めはすでに落ちてるし、シミだらけになりそう・・・海の中にいた方がまだましなのか、でももう魚は嫌だし・・・と、一人で困っていたところ、なんと娘の相手をしてくれていたガイドさんが察してくれて、「先に船に上がってる~?」と!

もう喜んで一足先に船に乗り込みました。実は娘も若干飽きていた様子・・(私と似てるのかも) 

一方両親と主人は遠くの方へ潜って全然戻ってこない・・・  

そのあとは、パラオ人特製のBBQランチを楽しみました。

青い空、透き通った海、白い砂浜、その絶景に癒されます!

2日目の夜、ディナータイムはホテルからの送迎があるエリライというレストランへ。

綺麗なレストランでサンセットがとても美しく、やっと思い描いたリゾート地に来た気分になれて大満足でした。

そして、ここで初めて携帯のWi-Fiがつながりました。

ホテルにもFree Wi-Fiはあるけれど、まったくつながりません。1分の動画を1時間かけてみるようなネット環境でした。 ここではシーフードを中心に食事を楽しみました。

3日目  Long Beach & Milky Way Tour

ロックアイランド群の中を通り抜けて、コロールから南西26キロに位置するロングビーチに向かう途中、海底に侵食した石灰質の泥が周辺一帯を不思議な乳白色にしているMilky Wayで船は停泊。 

Milky Way

美白効果があるそうで、海に潜り透明度の高い海中をひたすら泳ぐ。 とてもきれいでした。

そして参加者は一旦船に上がり、ツアースタッフがバケツをもって海に潜って石灰質の泥を運んでくれて、みんなでその泥を体中に塗りたくりました。 美白効果はあったのか、なかったのか・・・

そのあとは何ヵ所かシュノーケルスポットに停泊後、最終目的地ロングビーチへ。

ロングビーチはTV撮影にもよく使われるほど、絶景なビーチ。

オモカン島から延びるビーチは干潮になると姿を現す幻のビーチとも呼ばれています。

この絶景は本当に来てよかったと思えるほど美しかったです。

そのあとはまたシュノーケル。でも最終的には船から降りようとすらしないのは言うまでもありません・・・

3日目の夜はホテルから徒歩数分の所にあるカープレストラン。

カープ?そう、広島カープのカープです。

日本人の方が経営されている昔の日本の食堂のような雰囲気で、観光客より地元の方が多く、パラオの人たちからも愛されるローカル料理店。安くてボリューミー!

そして、帰り際に持っていきな、と缶ビールとジュースがたくさん入ったビニール袋をお土産に渡されました。 え??  こんなにたくさん??

田舎のおばあちゃんみたいな人柄の店主、みんなから愛されている理由がよく分かりました。

4日目 パラオの秘境へ

本当ならば、世界的に有名な神秘の湖「ジェリーフィッシュレイク」というタコクラゲが何千何万もいる中を泳ぐことができる場所に行きたかったのですが、クラゲの減少によりツアーが中止されてしまったのでレンタカーで観光スポットを回りながらお土産を買いに出かけることにしました。

パラオの秘境と言われているバベルダオブ島。

ホテルから車で1時間くらいのところにあるガラスマオ州にある「ガラスマオの滝」へ。

ここは、滝壺へ向かうトレッキングツアー。

ただ滝を見に行くと思っていたら、とんでもない。

滝までは入り口から片道40分の道のりをひたすら歩く。

この辺りは写真を撮る余裕があるくらい歩きやすい浅瀬

たまたまマリンシューズを履いていた私たちは偶然日本人ツアーガイドさんがいて、歩きやすい道(石?)をアドバイスしてもらいながらなんとか進めたけれど、スニーカーだった、両親は川の中を歩くことはできないので、すぐ隣を走っている有料トロッコに乗って滝壺に向かいました。

このトロッコ、木の生い茂った山道を抜けていくので実はすごくスリリング。一人用のいすが縦に10個ぐらい並んでいるだけでベルトもないし、ひたすら前のいすの手すりにつかまり、落ちないように耐えるのみ。帰りは私たちも乗ってみたのですが、体の大きい主人と父は足がはみ出て草木に引っかかる・・・さらに、カーブするときは全員で体を傾けるように指示されなんとか到着しました。 脱線しなくてよかった・・・

滝壺はとてもダイナミックでマイナスイオンをいっぱい浴びました。

そういえばここにはジップラインというのがあって、アスレチック広場のターザンロープのような遊びをしている人がいて、本当にターザンのように叫びながらロープにぶら下がりながら滑ってくる人がいました。

なんて大自然なんだ!

KBブリッジ

車に戻りコロールの方へ戻る途中、バベルダオブ島には日本のさまざまな戦跡が残っていました。

コロールとバベルダオブ島を結ぶKBブリッジは、日本・パラオ友好の橋(Japan-Palau Friendship Bridge)とも呼ばれているそうです。

この橋は一度は真っ二つに折れて崩落してしまったそうですが、日本のODAの援助によって日本企業が耐用年数50年の屈強な橋を再現し、今では誰もが安心して渡れるようになったということからも親日感情を強めた一つと言われているそうです。

一番の楽しみだったショッピング

今回の旅行で一番楽しみにしていたショッピング!

DFSやネットで事前に調べたショップを数ヵ所行きましたが、残念ながら私にとって魅力的なものに出会えませでした。

結局、ホテル敷地内にあるお土産ショップが一番私好みの商品があったので、そこで色々買いました。

特にPALAU WHITEシリーズの石鹸や入浴剤等がとてもよかったのです。

(ちなみに製造元は日本・・でも日本では購入できません、と書いてありました)

Palau White 入浴剤
Virgin Coconut Oil Cream (Pink Plumeria)

4日目の夜はザ・フィッシャーマンというレストランへ。

イタリアンを中心としたレストランで、初めてマングローブ貝をいただきました。 あいにくの雨のためテラス席には座れなかったけれど、パスタもピザもおいしかったです。

5日目最終日 マンダラ・スパ

チェックアウトは12:00。集合は13:55だったので、ホテルでのんびり過ごすことに・・

出発前からパンフレットを見ながらマンダラ・スパいいなぁー、ハワイにもあるんだよなぁーなんて言ってたのを覚えていてくれたらしく、主人が「マッサージ行っておいでよ」と言ってくれたので、お母さんも誘ってマンダラ・スパへ行ってきました。

その間、男性陣と娘はホテルのプールで。(本当は海よりプールが好きな娘は大はしゃぎだったと聞き、もう一日くらいプールに連れて行ってあげればよかったと後悔しました)

マンダラ・スパでは「バリニーズマッサージ」というバリの伝統マッサージのコースをお願いしました。

感想は、とても心地よかったけど、もしかすると期待値が大きすぎたかな・・・?

確か、汐留のホテルにもあったと思うので、また今度いつか日本かハワイで行ってみたいです。

マンダラ・スパ
ホテル前のビーチ

なぜ嫌がる私に魚が寄ってくるのか・・・ 答え

それは・・・

ネイルです。

魚が寄ってくるのはこのネイルのせいだということを後で聞いて知りました。

写真はぼやけていますが、シルバー系の大きめのラメをたくさん付けたので、それをめがけて魚たちが集まってきたらしいです。

もし、次にまたどこかの海で潜ることがあったラメのネイルだけは絶対にやめよう!

最後に・・

お友達からよく、義両親と一緒に海外旅行ってすごいね!と言われますが、とても5日間あっという間で楽しく過ごしてきました!

パラオはダイバーの方には特におすすめです。

今度はネイルをマットにしてまた行きたいです。

(注:この記事の内容は2016年9月の情報です)

この記事を書いた人:

榊原

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