【第25号】1. ニュースレター編集部より~祝・1周年

 編集長の関本です。

 毎月2回お届けしてきたOFCニュースレター。2020年10月7日の創刊から、間もなく1周年を迎えます。海外旅行需要が大きく落ち込む中、「役に立つ情報をお届けする」という点では「一体何を発信すればいいのか」悩み、苦労することも多かったのですが、おかげさまで1年間を無事に終えることができそうです。

 

 そこで今回は、編集部員が集まり、過去の記事のアクセス数などを振り返りながら、この1年間の感想などを語り合いました。「最初から読んでるよ」という方も、「途中で登録しました」という方も、ぜひ最後までご覧ください。

 

 

 

編集部員について

 いきなり社内事情の話で恐縮ですが、第7号の時点より、編集部員が入れ替わっておりますので、この場を借りてご紹介します。

 

編集長・・・関本

創刊当初より編集長を担当。現在、企画総務部に所属。

⇒ 参考 【第16号】5. 社員紹介 #8~販売企画セクション 関本

 

副編集長・・・浜田

創刊当初より副編集長。変わらず営業部タリフセクションに所属。

貨物や航空運賃の仕組みなど業務知識に関するものから、コラムまで、幅広く記事を作成中。

⇒ 参考 【第5号】4. ちょっとブレイクタイム~3時のおやつ編

 

編集部員・・・長谷川

編集部員で唯一、創刊当初から携わっている。

編集部以外の社員が作成した記事の編集、メール配信などを担当。

⇒参考 【第8号】6. 社員旅行記のコーナー~中国・呼和浩特編

 

編集部員・・・榊原

途中から編集部に参加。

現在は記事編集やメール配信などを担当している。

⇒ 参考 【第18号】5. 社員旅行記のコーナー~3世代で行くパラオ5日間の旅編

 

広報担当・・・吉田

この10月から企画総務部の広報担当として、OFCウェブサイトやニュースレターに参加。

⇒ 参考 【第1号】3. 社員紹介 #1~タリフセクション 吉田

 

 今回は、ニュースレターに関わるこの5名で、いろいろ振り返ってみました。

 

 

1年間を振り返って

 

――1年経ちましたけど、どうでした? 最初はよくわからないところから始めて、けっこう大変だったような。

 

――そうですね。どんな内容がいいのか手探りだったのもあり、ウェブサイトの編集も初めてだったので。

 

――MovableTypeからWordPressに移行して、少しは作りやすくなりましたかね。見た目をいろいろ工夫できるようになった気はします。

【注】2021年4月にOFCウェブサイトをリニューアルした際、管理するシステムを変更しました。

 

――写真を入れたり、読んでもらいやすくなるような工夫はちょっとずつできているのかな。

 

――そうですね。とは言いながら、この1年は海外旅行をやっている旅行会社がお休みだったり、人が減っちゃったりして、どれだけの方に届いたのか、というのはあります。

 

――正直、読者数が伸び悩んでいたのは確かです。これから少しずつ回復していくのに合わせて、また役に立つ記事を配信したいですね。

 過去の記事で人気があったものとか、これはよかったと思うものを、もう一度載せてもいいです。

 

――あとはウェブサイトともっと連携できれば。せっかくニュースレターで商品の紹介とかイベントの宣伝をしていても、それがウェブサイトに乗らないと、一度で終わっちゃいますから。

 

 

多く読まれた記事は?

 

――どんな記事が好評だったのかは振り返っておきたいですね。ウェブサイトのアクセス解析で、2021年4月のリニューアル以降のアクセス数を拾ってみました。

 

第1位 【第3号】5. 社員旅行記のコーナー

営業部タリフセクションの末廣が書いた鹿児島旅行記が、最も多く読まれていました。

 

――旅行記が1番ですか。

 

――これ、理由があって、記事の中に「山本印店」っていうハンコ屋さんの話が出てくるんですよ。ニュースレターのメールからじゃなくて、山本印店について調べてて辿り着いた人が多いみたいです。

 

――なるほど。OFCの本来のお客様ではない方にも読まれているんですね。

 

――業務知識を発信することが大事だと思っていましたが、こういう仕事に直接関係ない話もおもしろいですね。

 

第2位 【第5号】1. 意外と知らない貨物運賃の話 その1「貨物運賃の種類」

副編集長の浜田が書いた貨物運賃の連載記事が2番目に来ました。

 

――「意外に」と言うとあれですが、貨物が上位に来ましたね。

 

――あんまり情報がないからですかね。

 

――連載記事は第1回が一番上に来る傾向があるんですが、それにしても貨物がここに来るとは予想していませんでした。読者は旅行会社の方が多いので、気になって覗いてみたのか、あるいは貨物関係の方が実は多いのか。

 

第3位 【第11号】1. 運賃の仕組みの話 その1「グローバルインディケーター」

副編集長の浜田を中心に、タリフセクションの社員が交代で担当した旅客運賃の連載記事。その1回目です。

 

――また連載の運賃関係の記事ですね。

 

――セミナーなどで発信している内容ですが、ニュースレターにすると、これまで参加できなかったという方が興味を持って見てくれたのかもしれません。

 

――この運賃規則解説は、2回目以降も比較的上位に来ているものが多いです。この連載を通じて勉強し直した方も多いかもしれません。

 

――こういう情報をまとめて、旅行会社だけではなく航空会社にも有益な情報を発信していけたらいいですね。

 

第4位 【第9号】1. 日本発運賃の歴史と変遷(その1)OFCと国際航空運賃

今度は編集長の関本が現在も連載中の「OFCと国際航空運賃」をテーマにした記事の1回目です。

 

――連載の1回目の記事が続きます。OFCってどんな会社なのか、改めてご紹介しつつ、JALが国際線を飛ばし始めてからの歴史を、運賃を中心に追っています。

 

――連載もだいぶ長くなりましたね。

 

――そうなんですよね。ただ、最近は運賃額の話ばかりではなく、たとえば海外に行く人がどんな感じで増えたのかと、飛行機の大きさの関係。あるいは航空券の流通がどう変化したのか、みたいな周辺事情の話が増えています。

 どういうテーマにすればいいのか絞りにくい分、周辺知識に話が移っていって、肝心の「歴史」がなかなか進みません。

 

――そうなんですね。でも、また続く?

 

――やろうと思えばいくらでも、って感じですかね。あんまり延々と続けるのもよくないので、考えますが。

 

第5位 【第13号】2. 運賃の仕組みの話 その3「Fare Basis Code」

第3位に続き、運賃規則の解説記事が上位に来ました。

 

――また規則解説ですが、Fare Basis Codeについて。

 

――わかりにくいということか、身近なので気になるということか、こうやってたくさん読まれたことがわかると、やってよかったっていう気になりますね。

 

――そうですね。あとはセミナーとかWEB講座とかいろいろ再編する中で、OFCならではの情報を伝える、価値を生み出すみたいなところに繋げられたらいいかなって思います。

 これでどんどん儲けようってわけじゃないけど、会社として業界の役に立てることを見極めていきたいです。

 

 

ニュースレターの今後

 

――そう考えると、これから、もっと多くの方に読んでもらえるニュースレターにしたいですね。

 たくさんの人の目に触れて、そこからOFCの価値を知ってもらって、タリフを使ってくれるとか、セミナーを受講してくれるとか、そんなことに繋がっていったら嬉しいです。

 

――タリフもWEBタリフに移行しつつありますから、便利な使い方とか、ちょっとしたこともニュースレターを使って説明していきたいです。

 あんまり営業っぽい感じが出ちゃうのはよくないのかな?

 

――まずは、楽しんで読んでもらえることを目指したいです。

 このニュースレターが始まる前のOFC通信は、タリフ更新情報と航空会社からのお知らせを中心に、新商品の紹介をしていました。それに加えて楽しい記事、みたいな感じで。

 

――今の連載はよく読まれているものが多いので、これはそのまま続けるとして、どんな話が求められているのかも知りたいです。

 できるなら、読者アンケートとかやってみたいです。

 

――今は休業中の旅行会社も多いから、アンケートをやるタイミングじゃないかな、と思って控えていましたが、これから考えましょうか。

 

 

おわりに

 

――まずは読者を増やしたいですね。旅行業界だけではなく、航空会社とか、接点のある方にぜひ読んでいただきたいと思っています。

 

――ですね。今までは、どんな記事がいいのか考えながらやってきたのと、メールとかウェブサイトとかの運用に慣れなきゃいけないところが多くて、編集部もちょっとバタバタしていました。

 次の1年は、ニュースレターがどう役に立つのかを考えていきたいです。

 

――もしかすると編集部も入れ替わるかもしれませんが、記事はみんなで作っていきますし、社員紹介も順番に回ってきますし、引き続き頑張っていきましょう。

 

――今日はありがとうございました。

 

 

 ニュースレター編集部では、読者の皆様のご意見・ご感想を伺いたいと考えています。アンケート企画は少し先になりそうですので、ご覧いただいての感想など、ぜひ担当営業までお知らせください。

 これからも皆様の役に立つニュースレターになるよう頑張っていきますので、引き続きよろしくお願いいたします。

この記事を書いた人・・・
関本(編集長)
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